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子会社の株式40%を札幌・熊本の卸に譲渡

アルフレッサ、スペシャリティ医薬品流通事業を強化

2016年3月31日 (木)

ロジスティクスアルフレッサは3月31日、希少疾病用医薬品・希少疾病用医療機器などの流通事業(スペシャリティ医薬品流通)を手がける子会社「エス・エム・ディ」(東京都千代田区)の株式を譲渡した。

譲渡先は、九州で医薬品卸売業を行う富田薬品(熊本市中央区)と、北海道で医薬品卸売業を行うモロオ(札幌市中央区)の2社で、31日にそれぞれ20%ずつ譲渡した。

アルフレッサグループでは、高度温度管理物流などの高い輸送技術が必要とされるスペシャリティ医薬品流通を重点分野に位置付け、エス・エム・ディが中心となってグループ各社と提携している医療用医薬品卸のネットワークを活用し、全国でスペシャリティ医薬品の物流を展開している。

富田薬品、モロオに株式40%分を譲渡することで、アルフレッサグループと両社はスペシャリティ医薬品流通における連携を強化する。