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ハコブ、中小運送業向けにクラウド版業務支援システム

2016年4月14日 (木)

サービス・商品Hacobu(ハコブ、東京都港区)は14日、無料の運送業支援クラウドシステム「MOVOクラウド」(ムーボ・クラウド)の提供を8日から開始したと発表した。

運送業向けの業務システム、運行管理システムを、クラウド上で無料で提供し、中小零細企業が多い運送業の案件入力、運賃計算、請求書発行のシステム化を支援、手入力作業の大幅な削減につなげる。

また、MOVOクラウドの提供開始と同時にアプリ「MOVO App」(ムーボ・アップ)のダウンロード配信を開始し、運送トラックのGPS・リアルタイム情報をクラウドシステムに統合できるようにする。

これにより、これらの仕組みを利用する運送会社は、トラックの位置情報・走行状況を把握する動態管理、荷積み・荷下ろしの状況を把握するステータス管理、トラック稼働時間の把握に基づく安全管理――などを集中的に運用することが可能になる。

MOVO Appは、5月8日までベータ版を公開しており、この期間中は無料で利用できるが、ベータ版の運用期間終了後は、端末1台につき月額960円が必要になる。

同社はさらに、運転手が携帯するスマートフォンアプリとしてデジタル運行記録計(デジタコ)「MOVO Hub」(ムーボ・ハブ)を7月に発売。価格は3万円程度を予定している。

こららを継ぎ目なく連携・統合することで、運行管理の効率を低コストで高められるようにする。