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九州・大分道6区間で通行止め続く、NEXCO西調べ

2016年4月18日 (月)

拠点・施設九州自動車道(益城熊本空港IC~御船IC) 177.8kp付近 土工部盛土法面・路面の被害状況西日本高速道路(NEXCO西日本)は17日21時時点の九州支社管内の高速道路状況をまとめた。

大分自動車道日田IC-玖珠IC、別府IC-大分ICは16日1時26分から通行止めとなっていたが、17日21時に上下線とも解除した。

通行止めが続いているのは九州自動車道益城熊本空港IC-松橋IC(14日21時27分から)、嘉島JCT-益城TB(同)、植木IC-益城熊本空港IC(16日1時26分から)、松橋IC-八代IC(同)、大分自動車道玖珠IC-別府IC(同)、速見IC-日出JCT(同)――の6区間。

九州自動車道 緑川PA(御船IC~松橋IC) 跨道橋(県道32号小川嘉島線 府領第一橋)の被害状況また、これまでに確認できた被害としては、九州道益城熊本空港IC-御船ICで土工部盛土法面が30メートルにわたって崩落しているほか、路面陥没、段差、ひび割れ、隆起などが多数。橋梁部ジョイントの段差も4橋で確認されており、最大で20センチの段差や50センチの開きがみられる。

御船IC-松橋ICでは、土工部路面陥没、段差、ひび割れ、隆起などが多数見つかっているほか、府領第一橋(跨道橋)が落橋。一ツ橋跨道橋も損傷・桁ずれが発生している。

熊本ICでは神園橋(跨道橋)の橋脚が損傷。東原橋(ランプ橋)は橋台が損傷、大分自動車道湯布院IC-日出JCTで法面の土砂が崩落した。

17日21時時点で高速道路・休憩施設内の利用者、従業員に対する被害は確認されていないが、「今後の点検状況、災害発生箇所の復旧作業の進捗状況を確認した上で通行止めを解除する」としている。