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DHLサプライ、再利用可能な梱包資材を開発

2011年11月4日 (金)

サービス・商品DHLサプライチェーン(東京都品川区)は4日、輸送時の環境負荷低減のため、ノートパソコン製品などの精密機器の背高貨物輸送向けに再利用可能な梱包資材「2メートル版グリーンエコベルト」をエコビズと共同開発し、11月から富士通の製品輸送に適用を開始した、と発表した。この梱包資材を採用することで、年間約7トンのCO2排出量を削減できるという。

 

「2メートル版グリーンエコベルト」は、DHLサプライチェーンが環境に配慮した包装資材開発に取り組んでいるエコビズ社と合同で、製品輸送時の環境負荷低減を目的に開発した梱包資材。

 

DHLサプライチェーンは、富士通のノートパソコン製造工場から国内配送ターミナルに輸送する際、貨物の積載効率を高める施策として、高さ2メートルを超える背高貨物輸送を行っているが、移動中の荷崩れを防ぐため使用されているストレッチフィルムが、1回しか使えず使用後は産業廃棄物として処理されることが、環境負荷低減の観点から課題となっていた。

 

「2メートル版グリーンエコベルト」は、2メートルの高さの背高貨物を安全に輸送するため、本体終端部4か所に低発泡シートを内蔵することで装着性を高め、製品保護を強化、製品と梱包資材の接触ストレスを低減する。