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日通総研、倉庫作業分析ツールにビジュアル化新機能

2016年4月19日 (火)

サービス・商品日通総合研究所(東京都港区)は19日、昨年10月に提供を開始した倉庫作業分析ツール「ろじたん」に、新機能として「物流ダッシュボード」を追加して提供を開始した。

日通総研、倉庫作業分析ツールにビジュアル化新機能1

ろじたんはスマートフォンとウェブの連携により、倉庫内の作業時間を計測し、その結果を集計・分析できるツール。

これまでの機能でも、ウェブブラウザから集計結果の確認や、分析ツールを使ったグラフを作成することができたが、追加した物流ダッシュボードを用いることで、よりわかりやすく、数値を直感的に捉えられるようビジュアル化されたレポーティングが可能になった。

ろじたんで取得した作業時間データと、WMS(倉庫管理システム)から取得した作業実績データを連携させることで、出荷生産性やピッキング生産性といった物流KPIを瞬時に、ひと目でわかるようビジュアル化して示する。

物流ダッシュボードは、提供するファイル共有システムにWMSから抽出したデータを格納するだけで、要望に沿った項目のKPIをビジュアル化し、日々ウェブブラウザから閲覧することができることから、同社では「作業生産性のみならず、あらゆる角度から分析した指標を見ることができるので、ボトルネックの発見にも役立ててもらえる」と説明している。

新機能を利用するためのオプション料金として初期費用が20万円から、月額費用が5万円からとなっている。