ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

リコー、画像認識用いた作業支援カメラ発売

2016年4月20日 (水)

サービス・商品リコーインダストリアルソリューションズは19日、画像認識技術を用いて部品の組み立て作業が適正に行われているかを自動チェックする作業支援カメラシステム「RICOH SC-10A」の販売を4月28日から開始すると発表した。

リコー、画像認識用いた作業支援カメラ発売

新製品は部品などの組み立て作業の状態を画像認識で自動チェックし、作業ミスを防ぐことができるシステムで、これまで必要だった配膳作業やダブルチェックなどの「本来価値を生まない付帯作業」を削減することで、生産効率の向上につながる。

カメラに画像認識、アプリケーションをすべて内蔵した一体型システムで、部品のシリアルナンバーや作業時間などの実績をリアルタイムに収集、作業分析やトレーサビリティに活用することができる。

日本で作成した作業指示内容や自動チェック項目などの設定データを、海外でもSC-10Aにデータを取り込むだけで、すぐに使用することができる。

同社は計測器や電子機器など少量多品種で製造する企業を中心に導入を進め、将来的には画像認識によって自動で異常を検知するような監視用途など、製造業以外の企業が活用できるよう、他社との協業を模索しながら展開していく。

■製品の概要
製品名:RICOH SC-10A
想定価格:オープン価格
発売日:2016年4月28日
目標販売台数:600台/年