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各地の配備船、被災地港湾へ物資輸送続々

2016年4月20日 (水)

ロジスティクス国土交通省港湾局は19日、全国各地の港湾に配備している船舶で輸送している飲料水や食料などの支援物資の輸送状況について、18日に別府港に到着した支援物資が同日深夜に大分県内の避難所に到着したと発表した。

また19日には、新たに1隻が和歌山下津港から別府港に向けて出航。熊本方面に向けて航行中の大型浚渫兼油回収船1隻については、いち早く被害の大きい熊本県内被災地へ物資を届けるため、大分方面へ展開する。

18日に海洋環境整備船2隻と港湾業務艇2隻で別府港に到着した支援物資のうち、ペットボトルの飲料水2000本(4000リットル)は同日深夜、大分県庁職員に引き取られ、由布市内の避難所に到着した。

19日朝8時には港湾業務艇「はやたま」が、和歌山下津港から大分方面へ向けて出航し、20日10時半頃、別府港に入港する。18日深夜に大分県から直接要請を受けた支援物資を途中寄港地で追加して輸送する。

また、熊本方面を目指して航行中の大型浚渫兼油回収船「清龍丸(せいりゅうまる)」は、被害の大きい熊本県内被災地への支援物資の迅速な輸送のため、20日朝7時頃に大分港に入港し、支援物資を荷卸する。