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JR貨物、最後の不通区間「熊本-八代」が21日13時開通

2016年4月21日 (木)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は21日、熊本地震の影響で貨物列車運転区間では最後まで不通となっていた鹿児島線熊本-八代間が同日13時に運転を再開したと発表した。

再開後、最初の列車は上りが21日に鹿児島貨物ターミナルを出発し、名古屋貨物ターミナルへ向かう「1062列車」で、八代駅を20時30分頃発車する。

下りは20日に東京貨物ターミナルを発し、鹿児島貨物ターミナルへ向かう「1071列車」で、現在は熊本駅に停車しているが、運転再開後、準備が整い次第、発車する。

運転再開後も一部区間で徐行を行うため、遅れが発生する見込み。

今回の運転再開により、熊本駅以南の八代駅・川内駅・鹿児島貨物ターミナル駅・都城ORS各駅に発着する貨物の引き受けを再開し、全国的に通常通りの輸送が可能となる。

熊本地震に伴い、これまでに運休した貨物列車本数は153本。

同社は19日から、救援物資輸送に対応するため、東京貨物ターミナル発列車から継送運行する形で「吹田貨物ターミナル・福岡貨物ターミナル」間で臨時貨物列車を運行している。