愛知県、航空機部品サプライチェーン構築の取組み強化

国内日本の航空機部品生産額のおよそ半分を占める中部地方で、サプライチェーンを再構築して国際競争力を高めるため、愛知県は22日、中核企業と県内の中堅・中小企業のマッチングを推進し、専門家を派遣してビジネス化に向けたコンサルティングを行うと発表した。

5月下旬に審査委員会による審査を行い、6月上旬に委託先を決定する。

同県では航空宇宙産業が集積し、国産ジェット旅客機「MRJ」（三菱リージョナルジェット）の開発・生産や次世代旅客機「ボーイング787型機」の増産、国産ロケット「H-IIA」「H-IIB」の生産・開発の動きがあることから、産学行政の連携による研究開発や裾野を支える中小企業の新規参入、人材育成支援などを通じ、航空宇宙産業クラスターの形成促進に取り組んでいる。

■問い合わせ先
愛知県産業労働部産業振興課次世代産業室
次世代産業第一グループ（担当：信岡氏、小田氏）
TEL：052-954-6349
FAX：052-954-6943