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井本商運、被災地と博多港結ぶ臨時航路開設

2016年4月22日 (金)

ロジスティクス井本商運(神戸市中央区)は22日、国土交通省の呼びかけに応じ、熊本地震の被災地と北部九州間を結ぶ「八代-博多航路」を23日から臨時開設すると発表した。

南新丸-01-01

被災地では南北を結ぶ幹線道路の混雑で生活物資の安定供給が滞っているほか、被災企業の安定的な物流ルート確保が求められていることから、八代港を拠点に九州の南北を結ぶ「海上バイパス航路」を臨時開設することで、生活物資の安定輸送や産業活動の復旧を支援することにした。

この航路には72TEU積みのコンテナ船「南新丸」を投入し、23日16時に八代港を出港、24日18時に博多港へ入る。所要時間は16時間。本州方面へは博多港で接続輸送に対応する。

南新丸

今後、4月中は週に1往復し、5月以降は需要に応じて増便を検討する。