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製造・物流分野で生産性向上

コカ・イーストとウエスト、経営統合に合意

2016年4月26日 (火)

フードコカ・コーライーストジャパン(東京都港区)とコカ・コーラウエスト(福岡市東区)は26日、ザ・コカ・コーラカンパニーが賛同するもとで経営統合に向けた協議・検討を進めていくことに合意した、と発表した。

経営統合により、両社は顧客や取引先のニーズの多様化、販売競争の激化に素早く対応できる体制を目指すとともに、製造・物流といったサプライチェーン分野の生産性向上、「あらゆる分野」の業務プロセスの統合・進化に取り組む。

イースト社は、1956年に設立された国内初のコカ・コーラボトラー「東京コカ・コーラボトリング」を含む、関東・東海地域のボトラー4社が経営統合し、2013年7月に発足。

15年4月には仙台コカ・コーラボトリングを完全子会社化し、人口カバー率は南東北・関東・東海の1都15県で6600万人、国内のコカ・コーラブランド製品の販売シェアは51%を占めている。

一方、ウエスト社は60年に日米飲料として設立。九州北部を営業地域とするコカ・コーラボトラーとして事業を行っていたが、99年以降に5つのコカ・コーラボトラーと経営統合を行い、現在の人口カバー率は近畿・中国・四国・九州の2府20県で4500万人となっている。ブランド内の国内シェア35%。