アスクル、｢非指定避難所｣向け物資支援の取組み開始

ロジスティクス熊本県内の有志とアスクル、ヤフーの3者は、熊本地震の被災者のニーズに全国の応援者がタイムリーに支援できる仕組みとして、インターネット通販サービス「LOHACO」（ロハコ）のプラットフォームを活用した「LOHACO応援ギフト便」の取り組みを4月28日から開始した。

▲支援のイメージ（出所：アスクル）

LOHACO応援ギフト便は「自治体が指定する避難所には該当しないが、公の支援が完全には行き届いていない」という熊本県益城町の避難場所10か所の被災者を応援するもので、4月27日に避難場所でLOHACO応援ギフト便に関する資料配布と説明を行った。

アスクル・ヤフーとともにこの取り組みに参画する有志が、避難場所の被災者に食料品、衣類、衛生用品などの生活用品や日用品を中心に「真に必要とされている生活物資」の要望を電話で聞いた上で、その情報をアスクルに共有する。

アスクルは要望を踏まえ、生活物資をLOHACO応援ギフト便上に掲載し、ヤフーは熊本地震に関する特設ページで応援者を募る。全国の応援者は、LOHACOで生活物資を購入することで被災者のタイムリーなニーズに適した応援が可能になる。応援者向けに購入された支援品は、アスクルの物流センターから避難場所まで配送される。取り組みは5月いっぱい継続される。

■LOHACO応援ギフト便
https://lohaco.jp/event/kumamoto_gift/