ロジスティクス山形県トラック協会は6日、同協会に加入する菊地運送(天童市)が県危機管理室から要請を受け、ゴールデンウィーク中の4日に庄内総合支庁から福岡県の集積場所まで緊急救援物資としてビニールシートを輸送した、と発表した。
県トラック協会熊本地震対策本部は「ゴールデンウイーク中でもあり、輸送可能な事業者選定に苦慮した。各事業者は乗務員に休みを与えてるところが多数あり、乗務員確保ができない状態だったが、菊地運送の菊地政智社長が『被災者のためなら、私が届ける』と自ら予定を変更し、対応した」と、経緯を説明している。
シートは余震で家屋が崩れるのを雨風から保護するために使用されるという。