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レンゴー、段ボール提供で南極観測隊のロジ支援

2011年11月11日 (金)

話題第53次南極観測隊の使用する段ボール

レンゴーは11日、南極に向けて出発する南極観測隊に物資輸送用として提供している段ボールを、ことしも提供すると発表した。

 

同社は、1956年の第1次隊から毎回継続して、南極観測隊の物資輸送用段ボールを提供、観測隊の調査・研究活動を支援しており、今回の第53次観測隊にも利用してもらうため、9月22日に国立極地研究所南極観測センターへ段ボールを届けた。

 

食糧、調査研究備品、身のまわり品など、膨大な物資輸送が必要な南極観測には欠かせない包装材として利用されており、「軽くて丈夫、輸送効率に優れ、そのまま保管もできる」という同社の段ボールは、南極の収集物の保護輸送にも用いられている。また、使用済みの段ボールは小さく折りたたんで回収できるため、観測隊が日本に持ち帰った後、リサイクルされている。

 

第53次南極観測隊は、一年間にわたり南極で観測を続ける越冬隊(冬隊)31人と、越冬しない夏隊34人の総勢65人で構成され、25日に成田空港から空路出発、ニュージーランドのフリーマントルで、南極観測船「しらせ」と合流し、南極・昭和基地へ向かう。