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トヨタ、ブラジルに中南米初のエンジン工場

2016年5月11日 (水)

拠点・施設トヨタ自動車は11日、ブラジルで製造・販売を行う現地子会社ブラジルトヨタが、同社として中南米地域で初のエンジン生産工場を2月から稼働開始し、開所式を10日に行ったと発表した。投資額は180億円。

新工場は、ブラジルサンパウロ州で車両を生産するインダイアツーバ工場とソロカバ工場の中間地点にあるポルトフェリス市に位置し、排気量1.3リットルと1.5リットルのNRエンジンを生産する。生産能力は1年あたり10万8000基で、生産したエンジンはトヨタの「エティオス」に搭載する。

エンジン工場の主要工程(鋳造・機械加工・組み付け)を一つの建屋に集約し、コンパクトで需要変動に強い工場とした。工場設備の初期投資部分でも2008年と比較して40%低減を達成している。