荷主NTTデータグループのコンサルティング会社クニエ(東京都港区)とSAPジャパンは11日、サプライチェーン全体を最適化する手法「セールスアンドオペレーションズプランニング」(S&OP)の分野で連携し、総合的なコンサルティングサービスを展開すると発表した。
クニエはSCM、S&OPのコンサルティング実績に基づいて、SAPが提供するS&OPに対応したSCMソフトウェア「SAPインテグレイテッド・ビジネス・プラニング」の導入を検討するにあたってのS&OP診断や実現性検証などのコンサルティングサービスを行う。
SAPジャパンは、クニエのサービス提供に際して必要となる製品面での支援や技術情報の提供を行うとともに、特定顧客に対する戦略的なマーケティング活動を推進する。
SAPインテグレイテッド・ビジネス・プラニングは、「SAPHANAクラウドプラットホーム」上で実装するインメモリー方式のサプライチェーンの計画ツールで、2013年にS&P(事業計画最適化ツール)として発表以来、エクセルUIによる計画、ダッシュボードによる経営データ分析機能を提供してきたもの。