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寺田倉庫、ミニクラの機能を他者に提供する仕組みで特許

2016年5月12日 (木)

EC寺田倉庫(東京都品川区)は12日、クラウドストレージサービス「minikura」(ミニクラ)の保管依頼品寄託スキームを他社が容易に利用できるようにする仕組みで特許を取得したと発表した。

独自の「保管依頼品寄託方法、寄託システム」のAPI(アプリケーションプログラムインターフェイス)を複数の他者に提供できる仕組みに関し、4月15日付で取得した。

今回の特許は「利用者が保管依頼した個品の画像情報などをいつでも確認や取り出し要求ができ、料金体系もシンプルな保管依頼品寄託方法を複数の他者に提供できるようにする仕組み」に対するもので、minikuraに関連する特許としては2件目となる。

同社では「minikuraのAPIを活用し、多くの事業パートナーと提携して今年度取扱数量2000万点を目指す」としている。

APIは、プログラムの機能やデータを外部のプログラムから呼び出して利用するための仕組みで、寺田倉庫がminikuraのAPIを他社に提供することで、提供を受けた側は自社が運営するサービスでminikuraの機能を利用できるようになる。

これまでにもこの連携機能を利用し、多くのスタートアップ企業などが自社サービスにminikuraの機能を取り込んでいる。