ロジスティクス日立物流は12日、2018年度を最終年度とする中期経営計画を策定、3年後に売上高8000億円、EBIT(受取利息・支払利息調整後税引前当期純利益)400億円を目指すと発表した。
2015年度(実績) | 2018年度(中計) | |
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売上高 | 6804億円 | 8000億円 |
国際売上収益構成比 | 37% | 39% |
調整後営業利益 | 283億円 | 340億円 |
調整後営業利益率 | 4.2% | 4.3% |
EBIT | 278億円 | 400億円 |
EBITマージン | 4.1% | 5% |
ROE | 7.5% | 10.8% |
佐川急便を中核としたSGホールディングスグループとの提携を念頭に、BtoBから「BtoBtoC」へ事業領域を広げ、コア事業の3PLを強化。同時に事業基盤をグループ会社へシフトする取り組みを完結させ、地域密着型の事業展開を進める。
また、汎用性の高い3PLを構築・導入し、メディカル・自動車・流通・生活品など産業別のプラットフォーム事業を拡大。
海外では、タイ発アジア域内のクロスボーダー物流を拡大するほか、北米でNAFTA輸送ネットワークを拡充し、自動車部品3PL事業の拡大と自動車以外の分野へ領域を拡大。欧州では成長市場をベースとしたインターモーダル・クロスボーダーによる西欧・東欧への事業拡大と欧州・中央アジアを結ぶ新規輸送事業の開拓に取り組む。
フォワーディング事業では、「新グローバルフォワーディング基幹システム」による統一した事業運営と見える化を進め、オフショアルートの絞り込みやキャリアの「選択と集中」による仕入競争力の強化、「3PL補完型フォワーディングサービス」の展開に注力する。