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富士通、作業員の状態を遠隔で見守る実証実験

2016年5月18日 (水)

調査・データ富士通は18日、富士通ネットワークソリューションズと関電工の3社で電力設備の設置や点検・保守などの作業現場の作業員の状態を遠隔から把握する実証実験を開始する、と発表した。

人や物の状態・状況・周囲の環境データを提供するIoTパッケージ「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE」(フジツウアイオーティーソリューションユビキタスウェア)の検証用セット「ユビキタスウェアパイロットパック」を用いて、5月から8月にかけて実施する。

富士通、作業員の状態を遠隔で見守る実証実験1

(出所:富士通)

関電工では、電力設備の作業現場で夏場を中心に発生する熱中症の予防対策として、現場管理者の教育や水分補給・休憩指示の徹底などを講じているが、さらなる取り組みの強化を検討していた。

実証実験では、作業員の熱ストレス、身体負荷、活動量などを把握する「ユビキタスウェアバイタルセンシングバンド」を装着し、管理者が作業員一人ひとりのデータに基づいた見守りを遠隔で行う。