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総受注額2820億円

双日、インド・貨物専用鉄道の信号工事120億円で受注

2016年5月19日 (木)

拠点・施設双日は19日、インドのラーセン・アンド・トゥーブロ社と共同で、インド鉄道省傘下の貨物専用鉄道公社からデリー-ムンバイ間貨物専用鉄道(DFC西線)の信号・通信工事を120億円で新らたに受注した、と発表した。

同件は、首都デリーと商業都市ムンバイの間に総延長1500キロの貨物専用鉄道を建設するDFC西線のうち、グジャラート州ヴァドーダラーからマハラシュトラ州ジャワハルラール・ネルー港間422キロの信号・通信工事を行うもので、ことし中に着工する。

双日はコンソーシアム・リーダーとしてプロジェクトの全体管理を行い、プロジェクトの全体設計・施工・管理を行うラーセン・アンド・トゥーブロ社と共に主契約者となる。「本邦技術活用条件」(STEP)付きの円借款を用いて整備が進められるもので、受注金額の4割を日本品が占める予定。

これにより、DFC西線プロジェクトでの双日の受注額は、すでに受注済みの軌道敷設工事、電化工事と合わせ2820億円となった。

双日、インド鉄道の信号工事受注し総受注額2820億円1

■ラーセン・アンド・トゥーブロ社概要
社名:Larson&Toubro(ムンバイ証券取引所、ナショナル証券取引所に上場)
所在地:インドムンバイ
売上高:1兆6000万円
創業:1938年
事業:ゼネラル・コントラクター(ゼネコン)・総合エンジニアリング会社