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独ルフトハンザ、欧州空港のセキュリティ統一を主張

2016年5月23日 (月)

サービス・商品独ルフトハンザ航空は19日、欧州の主要航空会社がフランクフルトに120人以上の安全性の専門家を集め、7回目となるセキュリティ会議を開催したと発表した。

会議でルフトハンザ航空は、「欧州の多くの空港で特殊な犬による巡回警備が認められているにもかかわらず、フランクフルト・ハブでは許されていない」などと主張し、欧州でセキュリティ基準の統一を進めることに賛意を表明。

同社のセキュリティ責任者、ハラルド・ジェリニスキー氏は「少なくとも欧州域内では、航空貨物のセキュリティを確保するために統一基準が必要だ」と主張した。

これに対し、独連邦議会で内務委員会のメンバーを務めるCDU(キリスト教民主同盟)所属のヴォルフガング・ボスバッハ議員は、ここ数十年間の脅威の声質の変化について「セキュリティ上の課題が劇的に変化した70-80年代ほどではない」と前置きしたうえで、「自由とセキュリティは表裏一体のものであり、互いに対抗すべきではない」と話した。