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シダックス物流部門、今期35%の減収予想

2016年5月24日 (火)

フードシダックスが20日に発表した前3月期決算のうち、物流事業を展開する「エスロジックス」事業のグループ外向け売上高は7.3%増の22億2700万円に増加した。仕入れ価格の高騰圧力が強まるなか、今期はグループ内の連携を強化するが、外部向け売上は大幅な減収を予想。前期比35%減の14億5000万円を見込む。

内部売上を含めた前3月期売上高は2%減(前期比)の410億9100万円、利益は12.9%減の29億900万円となった。外販比率は5.4%にとどまるものの、前期比では0.4ポイント上昇した。

同事業では一元物流システムの合理的な活用を進めるため、完全調理済食材を活かした標準メニューの導入促進、全社共通食材の導入促進、調達コスト上昇の抑制、物流費値上げの抑制などに取り組んだが、8億1900万円の減収分を補いきれず、利益が4億3100万円縮小した。