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日野がリコール、プロフィア3.3万台エンジン停止のおそれ

2016年5月26日 (木)

行政・団体日野自動車は26日、大型トラック「プロフィア」のエンジンに不備がみつかり、最悪の場合、吸気バルブが折れてエンジンが停止するおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届けたと発表した。リコール対象は3万3468台。

プロフィアの特定のエンジンで、「エンジン制御プログラム」と「吸気バルブ用ロッカアーム」の形状が不適切なため、吸気バルブにカーボンデポジットが付着してバルブガイドが摩耗。そのまま使用を続けると、バルブとシリンダライナが干渉して異音・振動が発生し、バルブが折れてエンジンが停止するおそれがあるという。

同社は対象の全車両でエンジン制御プログラムを書き換えるとともに、吸気バルブのガイドを点検し、ロッカアームを対策品に交換する。バルブガイドに摩耗が生じていた場合は、シリンダヘッド一式を新品のものと取り替える。