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古野電気のETC2.0車載器に不具合、バー開かぬおそれ

2016年5月30日 (月)

行政・団体国土交通省は30日、古野電気から同社が4月以降販売したETC2.0車載器に不具合があることが判明し、自主改善を実施するとの報告を受けたと発表した。対象製品は3月19日から4月19日までに製造された2機種8700台。

ETCカードの有無を識別するプログラムが不適切なため、カードを本体へ挿入した状態で起動した場合に電波を送受信できない場合があり、ETCレーン通過時に車載器が認識されず、ETCバーが開かないケースもある。

同社は自社サイト上で、購入した顧客に対し、仕様の中止を呼びかける「重要なお知らせ」を掲載。5月9日時点でこの製品の販売とセットアップを中止したが、これまでに7件のクレームが寄せられているという。