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メディパル、福岡で高機能メディカル物流拠点竣工

2016年5月31日 (火)

メディカルメディパルホールディングスは5月31日、医療用医薬品卸子会社のアトル(福岡市博多区)が6月1日に医薬品、医療材料の物流拠点「福岡エリアロジスティクスセンター」(福岡ALC、同市東区)を竣工する、と発表した。7月から稼働させる。

メディパル、福岡で高機能メディカル物流拠点竣工

全国にALCの展開をすすめるメディパルグループでは、高機能な物流サービスを医療機関、調剤薬局に提供する拠点として、これまでに神奈川、南大阪、名古屋、札幌、東北、南東京の6拠点を稼働させており、福岡ALCは7拠点目の展開となる。

施設は敷地面積3万1794平方メートル(9618坪)、鉄骨造・地上4階建て、延床面積2万7528平方メートル(8327坪)。医療用医薬品・医療材料・医療機器・臨床検査試薬など多くの種類の商品を対象に、独自の需要予測システムで在庫量の適正化を確保し、受注納品率を高める。

メディパル、福岡で高機能メディカル物流拠点竣工

取引先に近い立地に設け、ALCから直接配送する方式に転換することで、リードタイムの短縮につなげる。また欠品のない豊富な品揃え、定時配送、ミスのない正確な納品、個口スキャン検品、棚ロケーション順納品――など、高機能な設備を駆使して顧客の利便性と業務改善につながるサービスを提供する。庫内は自動倉庫を導入し、低コストで在庫管理、庫内作業、配送作業の適正化を図る。

投資額は総額120億円で、北部九州エリアをカバー。稼働当初は年間1600億円を出荷する。