エリアリンク、レンタル収納スペースの運営代行を開始

ロジスティクスエリアリンク（東京都千代田区）は5月31日、全国で展開しているレンタル収納スペース「ハローストレージ」のノウハウを活かし、コンテナ・トランクなどのレンタル収納スペースを運営する事業者向けに、利用者の募集、物件管理、集金や滞納回収などの契約業務を代行するサービスを6月1日から開始する、と発表した。

レンタル収納スペースを運営する事業者にとって、これらの運営業務は多額のシステム投資が発生するケースがある。同社はこうしたニーズに対応し、中小規模の事業者でも少ないコストと労力で運営できる体制を提供する。

新サービスは「らくらく運営代行サービス」の名称で、ハローストレージの運営で培ったノウハウやスケールメリットを活かし、一貫した募集・運営・管理体制を提供。まずは千葉県市川市の「ストレージ王」と提携し、将来的にはストレージ王の物件を含め、1000物件の運営代行を請け負う計画。

国内で2000年頃から普及し始めたレンタル収納ビジネスは、2016年の推定市場規模が558億円と拡大基調にあり、エリアリンクは24都道府県で1100物件、6万4000室を展開している。