ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

石川県などに輸送計画連絡

北陸電力、トラック17台で横須賀から志賀原発へ新燃料輸送

2016年6月1日 (水)

荷主北陸電力は5月31日、志賀原子力発電所の新燃料輸送計画を石川県、志賀町などの関係自治体に連絡したと発表した。

輸送計画によると、同社は7-9月に2号機取替用燃料296体を搬入する予定で、「関係法令の技術上の基準に適合している新燃料輸送専用の輸送容器」を使用して輸送する。

輸送を行う前に道路状況を調べるほか、輸送車両に伴走車を配置し、全体の運行状況を掌握。運転手には「十分な経験」者を配し、運転の交代と途中の休憩に配慮。出発前と運転手交替時には車両点検を励行する。

輸送する新燃料は新燃料296体を輸送容器148個に格納し、グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(神奈川県横須賀市)からトラック17台に積載して陸路輸送する。

輸送車両の表面線量は1時間あたり2ミリシーベルト以下・車両から1メートルの位置で0.1ミリシーベルト以下とし、一般の試験条件下で輸送物の健全性を維持するとともに、特別の試験条件下でも臨界の防止を確保する、としている。