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イオンリテール、消費期限近い商品の優先購入呼びかけ

2016年6月1日 (水)

荷主イオンリテール、消費期限近い商品の優先購入呼びかけ1イオンリテールは環境月間が始まる1日から、本州・四国のイオンとイオンスタイル全380店舗で、顧客が「すぐに食べるもの」を対象に消費期限の短くなった商品を優先的に買ってもらうための取り組みを開始した。

最終値引き商品に「買い方でも、食料廃棄は減らせます。」とのメッセージを記載した啓発シールを貼り付け、「値引き商品の購入=エコでスマートなアクション」として、すぐに食べるものは消費期限が迫ったものから優先的に購入してもらえるよう訴求する。

イオンでは、廃棄物ゼロへのチャレンジとして生産・製造、物流、販売といったサプライチェーンの各段階で資源の投入量や廃棄物を減らす取り組みを進めており、イオンリテールはこの取り組みの一環として、食品ロスの削減に注力。2月にはフードロス・チャレンジ・プロジェクトと東京都が主催する食品ロスの啓蒙イベント「フードロス・チャレンジ・フェス」に協賛した。

(出所:イオン)

(出所:イオン)

この際にフェス企画としてイオン葛西店(東京都江戸川区)で、値引き商品に食品ロスを啓発するシールを貼って販売促進するフードレスキューの取り組みを実施したところ、顧客から「安く買えるだけでなく、環境にいいことをしていると感じた」「もっと実施店舗を増やして取り組んでほしい」との声が寄せられた。

こうしたきっかけから「フードロス・チャレンジ・プロジェクト」に正式に参画し、本州・四国のイオン、イオンスタイル全店に取り組みを拡大することを決めた。