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大同特殊鋼、10月1日付で大同興業を完全子会社化

2016年6月2日 (木)

荷主大同特殊鋼は、10月1日付で同社グループの流通商社機能を担う子会社「大同興業」を完全子会社化する。

大同興業は、大同特殊鋼グループで流通商社機能、原料・資材調達機能を担う中核会社として、特に海外に多くの拠点と人材を保有しているほか、ターボ部材事業、磁石事業、高合金事業の営業にも深く関わっている。

一方、大同特殊鋼は海外売上比率30%を目指しているが、ターボ部材事業と磁石事業で海外自動車部品メーカーへの拡販に人材と拠点拡充が欠かせないと判断し、株式交換によって大同興業を完全子会社化することにした。現在の持分は64%。

株式交換の実施後は、大同興業の海外拠点・人材を活用してマーケティング力の強化を図るとともに、ターボ部材事業、磁石事業、高合金事業のノウハウと経営資源を組み合わせ、商品開発から量産まで一貫した事業モデルの構築を加速させる。