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日通、インド最大の日系工業団地で倉庫面積3倍に増床

2016年6月2日 (木)
日通、インド最大の日系工業団地で倉庫面積3倍に増床

▲ニムラロジスティクスセンター倉庫

国際日本通運は2日、インド現地法人のインド日通が同国最大の日系工業団地「ニムラナ工業団地」で自社物流拠点「ニムラナ・ロジスティクス・センター」の倉庫を増床し、5月26日にオープンしたと発表した。

ニムラナ・ロジスティクス・センターは同国北西部のラジャスタン州にあるニムラナ工業団地に立地。同工業団地には日系企業が43社進出しており、インド日通は倉庫スペースを1万750平方メートル増床して工業団地内外の日系、非日系企業の物流需要を取り込む。

日通、インド最大の日系工業団地で倉庫面積3倍に増床

▲ニムラナ工業団地位置

インド日通がニムラナ・ロジスティクス・センターを開設したのは2010年で、当初の倉庫面積は5400平方メートルだったが、今回の増床で1万6150平方メートルと3倍に拡大した。

同拠点では、主に自動車部品や生活関連用品の取り扱いを想定し、資材・部品・製品の保管管理、クロスドッキングなどの倉庫業務に加え、幹線輸送、ジャスト・イン・タイム・デリバリー、ミルクランといった高度な配送機能も提供していく。

■倉庫の増築概要
所在地:ラジャスタン州ニムラナ工業団地
敷地面積:3万7700平方メートル
倉庫面積:1万750平方メートル(既存部分5400平方メートルと合わせて1万6150平方メートル)
主要設備:トラックローディングドック16基(第一期工事分5基)、定温倉庫設備(第一期工事)、倉庫内外監視カメラ、赤外線侵入感知装置