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イオン物流子会社と花王、関東・中部間で中継輸送

2016年6月6日 (月)

荷主イオンは6日、物流子会社のイオングローバルSCMと花王が7日から関東・中部間でトラックの中継輸送を開始する、と発表した。異業種企業間では国内初の試み。

イオン物流子会社と花王、関東・中部間で中継輸送

現在は両社それぞれで1台のトラックが往復2日間で関東と中部間を運行し、自社商品を輸送しているが、関東と中部から両社のトラックがそれぞれ自社商品を運び、静岡県内の中継地点でトレーラー(積荷)を交換、受け取った積荷を相手企業の配送先へ輸送する方式へ転換する。

これにより、運行本数が減って実車率が向上。運賃コストを27%抑制し、CO2排出量は12%減少する。また、ドライバー1人あたりの拘束時間が12時間以内となり、自宅で休息することができるようになるなど、業務負荷の低減効果も見込む。