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日本ラッド、IoT基盤活用したクラウド型IT点呼システム発売

2016年6月7日 (火)

サービス・商品日本ラッドは7日、IoTプラットフォームとアルコールチェッカーを活用した運輸業界向けのソリューション「スマートビークルクラウド-IT点呼-」の受付を開始した。サービスの利用開始は8月を予定している。

同社が掲げる「ラッド流IoTインテグレーション」の製品化第一弾として提供するもので、自社のクラウドサービスにイタリアの「2045TECH社」が販売するアルコールチェッカー「FLOOME」(フルーミィ)を組み合わせ、クラウド型IT点呼システムとして開発した。

スマートフォンアプリを使って遠隔地のアルコールチェックや健康状態の確認、ヒアリングを行うほか、免許証スキャン機能や映像による確認機能を実装し、拠点で行われるレベルの運行前点呼を実現した。

日本ラッド、IoT基盤活用したクラウド型IT点呼システム発売

▲システムイメージ

今後、規制緩和されるクラウド上のデータ管理に対応しており、事業者にとって大きな負担となるシステム開発コストが不要となる。同社はクラウドシステムだけでなく、アルコールチェッカーの保守プログラムや現地デリバリサービスなどを併せて提供し、事業者が導入しやすい環境を支援するとしている。

このシステムは「ラッド流IoT」のIoT基盤上に構築し、個別アプリとして提供する「業種特化ソリューション」内の商品体系として展開。直販、販売パートナー経由を併せて、初年度1000台程度の販売を目指す。

システムの利用料金は、1拠点(アルコールチェッカー1台)につき月額5000円で、台数に応じて料金が変化する従量課金制で提供する。