佐川急便、北越急行とほくほく線の貨客混載化に合意

ロジスティクス佐川急便は8日、新潟県南魚沼市の六日町駅と上越市の犀潟駅を結ぶ「ほくほく線」の運行会社・北越急行（南魚沼市）と貨客混載事業に取り組むことに合意した、と発表した。

ほくほく線うらがわら駅と六日町駅の間で、旅客列車に旅客と宅配便を混載して輸送する方向で検討する。この路線で扱う宅配便は、佐川急便の上越営業所と六日町営業所間の移動に利用する。

▲貨客混載のフロー図

佐川急便では、北越急行と貨客混載事業に取り組むことで、定時運行と安定輸送が強みの鉄道を幹線輸送に活用し、渋滞などによる到着遅延の防止につなげる。

今回の取り組みに合わせて駅に宅配カウンターを設置するほか、駅構内に不在配達の荷物引き取り用宅配ボックスを駅構内に設ける。