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NTTドコモ、IoT技術用いた駐車場システムの実証実験開始

2016年6月9日 (木)

サービス・商品NTTドコモは、コインパーキングの初期投資を削減する「ドコモスマートパーキングシステム」を開発し、他社が運営する保守・運用サービスと組み合わせて13日から駐車場で実証実験を開始する。

プレステージ・インターナショナル、プレミアモバイルソリューションが運営する保守・運用サービスとドコモパーキングシステムを組み合わせ、コインパーク、シェアリングサービスの2社が運営する駐車場の一部で実証実験を行う。

ドコモスマートパーキングシステムは、車の入出庫を感知する機能を搭載したIoT機器「スマートパーキングセンサー」、通信モジュールを搭載したゲートウェイ、クラウド上の駐車場管理サーバーで構成。駐車場運営者はこれまでの手法では採算が合わない小規模な土地でも、短い工事期間・低コストでコインパーキングを開設、運用できるようになるという。

ドライバーは、専用アプリから事前に空車状況を確認して駐車を予約することができるため、現地で駐車場を探す手間が省けるほか、専用アプリを通じて利用時間に応じた料金の自動決済により、支払い時に現金を用意する必要がなくなる。

コインパーク、シェアリングサービスが運営する一部の駐車場で、センサー、システムの実用性や信頼性を検証し、10月からシェアリングサービスの駐車場予約サービス「トメレタ」のサイト、アプリから予約することでドライバー向けにこのシステムを試験的に提供する。

実験期間は6月13日から2017年3月31日まで。