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AEO倉庫4か所を一般保税蔵置場へ転換、「顧客業務に影響ない」

郵船ロジ「輸入通関で不適切申告」、東京税関が調査

2016年6月10日 (金)

ロジスティクス特定保税承認者(AEO保税承認者)の認定を受けている郵船ロジスティクスは10日、AEO制度に基づいて届け出ている成田の蔵置場で「過去の輸入通関業務で一部不適切な申告があった」として、自発的に東京税関に報告し、同税関から調査を受けていることを明らかにした。

同社はAEO保税承認者として成田、平和島、浜松、関西空港の4か所の蔵置場を届け出ているが、「過去の不適切な申告」について同税関から調査を受けていることを受け、これら4か所をいわゆる「AEO倉庫」から一般の保税蔵置場へ変更申請し、許可を受けた。

同社は一般の保税蔵置場へ切り替えた理由について「今後の顧客への影響を最小限に抑える」と説明しているが、なぜAEO倉庫から一般の保税蔵置場へ切り替えることが「顧客への影響を最小限に抑える」ことになるのかについては「当局から調査を受けている最中のため、コメントは差し控える」と回答し、調査を受けている経緯を含めて明らかにしなかった。

ただ、一般の保税蔵置場へ転換しても「これまで通りのサービス品質、高いセキュリティを提供する。顧客の業務には影響しない」と話し、従来通りのサービスレベルを維持できるとの考えを強調した。

税関による調査の結果として何らかの処分を受ける事態に至った場合にAEO倉庫で業務に支障が出る可能性を考慮し、AEO制度のメリットを受けられなくとも顧客に通常のサービスを提供し続けられるよう、あらかじめ対処したものとみられる。

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