国内エア・ウォーターは13日、マルハニチロ北日本の十勝工場(北海道更別村)を取得すると発表した。
マルハニチロ北日本が会社分割の方法で同工場を切り離し、エア・ウォーターの新設会社「エア・ウォーター十勝食品」が受け皿となって事業を継続する。
エア・ウォーターは農業・食品事業で栽培・調達から加工、物流、販売まで一貫したサプライチェーンの構築に取り組み、とりわけ十勝地区では「産地と品質にこだわった付加価値の高い」冷凍加工野菜を生産している。
加工技術で北海道産野菜を冷凍・加工する十勝工場を取得することで、顧客ニーズの大きい北海道産野菜の加工能力を高めて需要への対応力を強化するとともに、それぞれの加工技術・ノウハウ、原料調達力を組み合わせて相乗効果の発揮を目指す。