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仙台貨物ターミナル駅移転、跡地に広域防災拠点整備

2016年6月14日 (火)

ロジスティクス宮城県は13日、東日本大震災クラスの大規模災害に効果的に対応するため、中核的な機能を担う広域防災拠点を仙台貨物ターミナル駅のある仙台市宮城野原地区に整備すると発表した。

この広域防災拠点は、「傷病者の域外搬送拠点機能の充実強化」「広域支援部隊の一時集結場所やベースキャンプ用地の確保」「物資輸送中継拠点の整備」など、東日本大震災を教訓に県が欠かせないと判断した防災機能の中核基地として活用する。

この拠点整備に必要な用地を確保するため、県は日本貨物鉄道(JR貨物)と仙台貨物ターミナル駅の移転で合意。JR貨物は県の広域防災拠点整備事業に協力し、仙台市宮城野区の岩切地区に駅を移転して「環境負荷の低減に配慮した新たな貨物ターミナル駅」を整備する。