UPS、イタリアの医薬品物流会社を買収

メディカルUPSは1日（現地時間）、イタリアに本社を置く医薬品物流会社「ピエッフェグループ」を買収すると発表した。これにより、UPSは北米、南米、欧州、アジアで合わせて5つの専用物流施設を同社のネットワークに加える。買収条件は公開していない。

ピエッフェ社はイタリアで最も評価されている医薬品物流会社の一つで、世界の製薬ブランドに保管・流通・コールドチェーンソリューションを提供している。

今回の買収で、UPSはピエッフェ社の専門知識と経験だけでなく、ミラノとローマの主要医療物流施設を傘下に収める。また、ピエッフェ社はさらに拡大するためのオプションとして、12の低温倉庫を含む75万3500平方フィートのスペースを提示しているという。