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HOYA、「熊本の被害想定以上」でマスク生産再編へ

2016年6月22日 (水)

拠点・施設HOYA(ホーヤ)は、熊本地震の影響で操業を停止しているマスク事業部の熊本工場について、「生産設備への被害が予想以上に大きい」として、生産体制を一から見直し、事業を再編する方針を打ち出した。

同工場は4月14日以降の地震の影響と、同月16日未明の本震後に発生した火災でクリーンルーム、精密機器などの生産設備に大きな被害を受けた。

その後、同社は復旧に向けて検討を進めたが、生産設備への被害が予想以上に大きいことから、抜本的な見直しを行うことにした。

今後は液晶パネル用フォトマスクの技術開発の主要拠点に位置付け、2017年3月をメドに再建する。熊本工場の液晶パネル用フォトマスクの生産は台湾、韓国拠点へ移管する。