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5年で22億円契約

ロコンドがGLP八千代へ物流拠点移転、事業拡大に対応

2016年6月23日 (木)

アパレル靴とファッションの通販サイト「ロコンド」を運営するロコンド(東京都渋谷区)は23日、千葉県八千代市の物流施設「GLP八千代」へ倉庫拠点を移転し、延床面積が現在の5000坪から1万1000坪へ拡大すると発表した。賃料は5年契約で22億円。

ロコンドがGLP八千代へ物流拠点移転、事業規模拡大に対応

同社は2014年9月、現在の東京都江東区南砂の倉庫(日本通運東京流通センター)に移転したが、この2年間、通販サイトの「LOCONDO.jp」を軸とするEC事業に並ぶレベルまで「プラットフォーム事業」が急成長。取扱商品が大幅に増えたため、今後の規模拡大をにらんで移転を決めた。

ロコンドは、プラットフォーム事業として自社EC支援事業(BOEM)を8社に、店舗欠品フォローシステム「LOCOCHOC」(ロコチョク)を500店舗に、在庫の倉庫運営受託事業を2社にそれぞれ提供している。

ロコンドがGLP八千代へ物流拠点移転、事業規模拡大に対応移転先の倉庫は敷地面積3万3493平方メートル(1万132坪)、延床面積7万1610平方メートル(2万1662坪)で、プレキャストコンクリート造・免震構造・地上4階建て。

ロコンドはGLP八千代の1・4階部分を賃借して物流拠点「ロコポート」として7300坪を活用するが、段階的に増床して最終的には1万1000坪を借り受ける。

今回の移転・拡張により、倉庫スペースは現在の2倍となり、これまで以上にスピーディーな物流オペレーションが可能になる。同社の業績は15年2月期に売上高75億円(出荷高ベース)だったのに対し、16年2月期は35%増の100億円に増加しており、今回の倉庫移転でさらに売上を伸ばせると見ている。

▲施設2階のカフェテリア

▲施設2階のカフェテリア