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NCA、96時間以上温度保つ新保冷コンテナ開発

2016年6月29日 (水)

サービス・商品NCA、96時間以上温度保持の新保冷コンテナ開発日本貨物航空(NCA)は、保冷用の梱包資材開発を手がけるサンユー印刷(新潟県三条市)と共同で、96時間以上一定の温度を保ち続けることが可能な保冷システムを新開発した。

このシステムは、遮断畜熱材パネルとドライアイスで構成。医薬品、化学品、食品といった製品を対象に、維持温度である5度を保ったまま輸送ができる。摂氏20度から30度まで外気温が変動する環境で実施したテストでは、96時間にわたって温度を一定に保った。

NCA、96時間以上温度保持の新保冷コンテナ開発2

また、分解して折りたたむことができるよう設計、軽量化を図り、使い勝手にも配慮している。実用新案申請中で、今後は同社の航空輸送サービスにも利用していく。

6月29日から7月1日にかけて東京ビッグサイト(江東区)で開催される医薬品・化粧品業界の技術展「インターフェックスジャパン」にサンユー印刷と共同出展し、新保冷システムを含めた温度管理について詳しく紹介する。

■開催概要
名称:第29回インターフェックスジャパン-医薬品・化粧品・洗剤研究開発・製造技術国際展
日時:2016年6月29日(水)から7月1日(金)10-18時(最終日は17時まで)
会場:東京ビッグサイト(東京都江東区有明3)
ブース:物流・搬送ゾーン(48-4)
共同出展社:サンユー印刷