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大阪港、外貿貨物取扱量が7か月ぶり増加

2016年6月30日 (木)

調査・データ大阪市は6月30日、3月の大阪港の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は718万トン(前年同月比5.1%増)で、このうち外貿貨物は298万トン(3.3%増)と7か月ぶりの増加、内貿貨物は420万トン(6.4%増)と6か月連続の増加となった。

入港隻数は2014隻(1.1%増)、総トン数は917万総トン(4.8%増)で、このうち外航フルコンテナ船は297隻(5.7%増)で、内航フェリー船は162隻(0.6%増)だった。

外貿貨物のうち、輸出は84万トン(6.3%減)となり、化学薬品(36.3%増)や非鉄金属(21.5%増)は増加したものの、韓国、アメリカの取り扱いが減少した鋼材(21.8%減)、中国、韓国の取り扱いが減少した再利用資材(17.8%減)、マレーシアの取り扱いが減少した自動車部品(29.5%減)などにより2か月ぶりの減少となった。

輸入は、213万トン(7.7%増)で、産業機械(1.1%減)は減少したものの、中国の取り扱いが増加した衣服・身廻品・はきもの(19.7%増)や中国の取り扱いが増加した家具装備品(24.4%増)、中国、香港の取り扱いが増加した電気機械(7.5%増)などが増え7か月ぶりの増加となった。

外貿コンテナ貨物は、輸出が70万トン(3.7%減)と2か月ぶりの減少、輸入が192万トン(9.2%増)と7か月ぶりの増加となり、月間取扱量は262万トン(5.4%増)だった。コンテナ個数は、輸出が7万1000TEU(3.2%減)、輸入が9万3000TEU(9.9%増)で月間取扱個数は16万4000TEU(3.8%増)となり、7か月ぶりの増加。

内貿貨物は移出が189万トン(6.6%増)と2か月連続の増加、移入が231万トン(6.3%増)で6か月連続の増加だった。

内貿フェリー貨物は273万トン(9.4%増)で3か月連続の増加、内航フェリーの乗降人員は10万人(10.7%増)となった。