商船三井ロジ、グループ再編で海外引越部門強化

ロジスティクス商船三井ロジスティクスは1日、営業部門の組織を改編したと発表した。総合的な販売体制を視野に入れ、営業機能を強化するため、顧客中心に物流をサポートできる体制に変更した。

海外引越事業は同日付でジャパンエキスプレスから引越事業を引き継いだのに伴い、新生・海外引越部としてスタートを切った。ジャパンエキスプレスが日本でパイオニアとして培ってきた「小回りの利く引越サービス」を継承し、自社の国内・海外ネットワークを生かしたドア・ツー・ドアのきめ細かなサービスを組み合わせて引越事業を強化する。

具体的には、ジャパンエキスプレスの引越事業を「海外引越部」に統合、引越事業に関する組織を「海外引越部営業一グループ」「同営業二グループ」「同横浜引越グループ」「名古屋支店引越グループ」の4グループ体制とした。横浜には山下埠頭倉庫、本牧倉庫の2拠点が新たにネットワークとして加わった。

このほか、関東地区の営業体制を「営業一部」「営業二部」「営業三部」の3部体制とし、営業三部は海運営業、輸入営業も手がける。関西支店は「営業一グループ」「営業二グループ」「神戸営業所」の3グループ体制を敷いた。