ロシア企業経営者14人が横浜冷凍のセンター視察

ロジスティクス横浜冷凍はこのほど、ロシアの民間企業経営者が横浜物流センター（横浜市鶴見区）を視察したと発表した。

12日に同国の民間企業経営者ら14人が横浜物流センターを訪れ、施設見学会と意見交換会を行ったもので、北海道総合研究開発調査会（通称HIT）の意向を受けて開催した。

今回の研修には、日本のコールドチェーンの視察見学が加わったため、同社の冷蔵倉庫が選ばれた。当日は横浜物流センターで、冷蔵倉庫に関する座学研修を行った後、施設見学、意見交換会を実施。

参加者からは同センターの屋上に設置された太陽光パネルや、冷却方法、女性社員の活躍など幅広い質問が寄せられ、日本のコールドチェーンの高い水準に関心が集っていた。

政府は1994年以降、ロシアの経済改革支援の一環として実施している技術支援の一環として、04年度以降、日本でOJT研修を行っており、同調査会は外務省から主催側事務を受託している。