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スリーワンシステムズ、輸配送や製造ラインの工程分析に

プロセスシミュレーションソフトの最新版発売

2016年7月20日 (水)

サービス・商品ソフトウェア開発・販売会社のスリーワンシステムズ(東京都中央区)は20日、物流の輸配送システムや製造ラインの設計・工程分析などに利用できるプロセスシミュレーションソフトウェアの日本語対応版「SIMUL8 2016J」の販売を開始する、と発表した。

ワークセンターの「移動元」で「収集」を選択した場合、従来のバージョンでは収集する数量が固定値だったが、SIMUL8では、その収集するワークアイテムの数を変数で指定することができるようになる。

また、シミュレーション実行中に指定した時間間隔で「結果」のスナップショットを取る機能が追加され、「タイムインターバルの結果」で時間間隔と「結果マネージャ」のKPIの値を指定することで、どこにパーフォマンスの問題があるのかを把握できる。

予定されたワークセンターのメンテナンスのスケジュールを設定する新機能では、カレンダーを使用して任意のワークセンターに計画されたメンテナンスのイベントを定義し、いつどれくらいの間停止するのか、その頻度などを制御することが可能になる。

例えば映画館で駐車場、ロビー、売店、チケット売場、入口(もぎり)の配置、観客の流れ、待ち行列、必要なサービスの要員をシミュレートし、配置設計の最適化を図るために導入したケースや、空港でチェックインカウンター、X線荷物透視、要員数、配置、乗客、手荷物などの運搬の流れ――からシミュレートし、最適化を図った導入事例があるという。