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オークファン、マケプレ事業の傘下2社統合

2016年7月21日 (木)

ECオークファンは20日、子会社のNETSEA、リバリューの2社が9月30日に合併すると発表した。

同社グループでマーケットプレイス事業を営むNETSEAとリバリューを一体化させ、相乗効果の最大化を図るために合併し、新規ビジネスの創造につなげたい考え。

オークファンは「aucfan.com」の有料会員など巨大なバイヤーネットワークを保有しているが、新たな仕入れ先として「リバリューBtoBモール」を見込む。また、メディア運営を通じて蓄積した「BtoC」「CtoC」の価格データ、ビッグデータ解析技術を活かすことで、企業が持つ在庫の適正なプライシングの精度が向上。

将来的には企業在庫を担保とした融資(ABL)など、フィンテック分野にも本格的に進出する方針。

NETSEAとリバリューは、顧客・リソースを共有することで経営基盤が大きく強化される。商材を持つサプライヤーは、在庫や卸の形態で「NETSEA」「リバリューBtoBモール」の両プラットフォームを使い分けることができるようになる。

商品の常設的な卸はNETSEAによる直販、返品や余剰在庫はリバリューが受発注の形で買い取り、自社のモールで販売する。また、バイヤーネットワークも共通化することで流通額を増やし、多様な商品が国内・海外に供給されるようになるという。