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凸版印刷、物流含む6機能併せ持つBPO拠点稼働

2016年7月21日 (木)
凸版印刷、物流含む6機能併せ持つBPO拠点稼働

▲共連れを防止する回転ゲート

拠点・施設凸版印刷は22日、コンタクトセンター、事務センター、データ運用センター、ロジスティクスセンター、DMセンター、システム開発――と6機能を併せ持つBPO事業の中核拠点として「BPOスクエア朝霞」(埼玉県新座市)が7月27日から本格稼働を開始する、と発表した。

IoTやウェアラブル端末など先端技術の活用により、効率的なBPOソリューションを提供し、従来の5割増しとなる一日10万件の業務処理が可能だという。すでに自治体が実施する健康増進事業の大型アウトソーシング業務の受託が決まっている。

同施設では、審査業務の判断プロセスをシステム的に支援する業務分析のルールエンジンを導入したほか、ウェアラブル端末による作業支援システムの検証を進め、2017年度中に500台を導入する計画。作業者がウェアラブル端末を装着し、画面の作業指示に沿って作業することにより、作業習得の時間を30%削減、業務の標準化につなげる。

凸版印刷、物流含む6機能併せ持つBPO拠点稼働2同社はBPOスクエア朝霞の技術とノウハウを全国11拠点に展開するとともに、全国でこれまで以上にハイレベルなセキュリティと運用ノウハウが求められる業務への対応を強化していく。

今後はベトナムIT大手のFPTコーポレーションと協業し、IoTやビッグデータを活用するBPOサービスの開発をより効率的に進め、事業拡大を図る。BPO関連事業で2020年度に1200億円の売上を目指す。

■「BPOスクエア朝霞」概要
名称:BPOスクエア朝霞
所在地:埼玉県新座市野火止7丁目21-33
建物:地上7階建
機能:コンタクトセンター、事務センター、データ運用センター、ロジスティクスセンター、DMセンター、システム開発