ロジスティクストランコムが25日に発表した4-6月期決算は、国内貨物の荷動きが鈍化するなかで貨物情報の取得に取り組み、求貨求車サービスのマッチング件数を伸ばすなどして売上高が前年同期比2.9%増の316億6000万円、営業利益も4.1%増の13億3800万円と好調な滑り出しとなった。
求貨求車サービスを柱とする物流情報サービス事業では、顧客の幹線輸送業務の終了に伴う影響があったものの、分析ツールを駆使したアプローチが奏功し、成約件数が増加。セグメント利益は7.1%増となった。
ロジスティクスマネジメント事業は、一部拠点の業務縮小が遭ったものの、新規稼働した拠点が業績に寄与。取扱物量を増やした拠点もあり、物流業務システムの保守体制の安定化に伴うコスト減が加わって2.7%の増益につなげた。
2017年3月期第1四半期決算 |
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累計(百万円) | (前年同期比) | 対売上高利益率 | |
売上高 | 31,660 | 2.9% | |
営業利益 | 1,338 | 4.1% | 4.2% |
経常利益 | 1,298 | 1.9% | 4.1% |
当期純利益 | 1,449 | 125.1% | 4.6% |