大和ハウス、マルチ型物流施設｢DPL新富士｣着工

拠点・施設大和ハウス工業は27日、静岡県富士市で同社が開発を手掛ける物流施設専用産業団地「Dプロジェクト新富士」で、8月1日に新たなマルチテナント型物流施設「DPL新富士」に着工すると発表した。

DPL新富士は、静岡県内で初めて開発するマルチテナント型物流施設で、最大5社のテナント企業が入居できる設計。敷地形状を利用し、1・2階ともに直接トラックが乗り入れることができる設計とする。

現地は新東名高速道路新富士インターチェンジ（IC）から0.8キロと近接し、関東・中部エリアだけでなく、関西、北陸エリアのほか、中部横断自動車道が開通すれば信越地方へも容易にアクセスできるようになるなど、広域物流拠点として適した立地。海抜130メートル以上の場所に建設されるため、東海エリアのBCP拠点としても優れた立地性能を発揮する。

■DPL新富士の概要
所在地：静岡県富士市厚原字込野1652-11ほか
敷地面積：2万8216.8平方メートル（8535.58坪）
延床面積：3万51.67平方メートル（9090.63坪）
構造・規模：鉄骨造地上2階建て
設計・施工：大和ハウス工業
着工：2016年8月1日
竣工：2017年7月