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ハマキョウの1Q営業益2.2%減、3PL立上げ費用響く

2016年7月28日 (木)

ロジスティクスハマキョウレックスが28日に発表した4-6月期決算は、トラック運送部門が堅調な立ち上がりを見せた一方、物流センター(3PL)部門で新規立ち上げ費用がかさみ、営業利益が前年同期比で2.2%減少した。

ハマキョウレックス
2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
24,6737.0%
営業利益
1,974-2.2%8.0%
経常利益
2,075-1.0%8.4%
当期純利益
1,1861.3%4.8%

トラック運送部門は、同社単体で物量減少の影響を受けながらも、連結子会社の増加で1.6%の増収。営業利益も他社のとアライアンス効果を享受し、8.4%の増益となった。

3PL部門は5月までに受託したセンターが段階的に業績に寄与したものの、新規センターの立ち上げ費用の発生で7.4%の減益。7月以降は庫内運営費の圧縮による収支改善を図る。

4-6月の新規受託件数は4社で、前期受託した1社を含む5社のうち、3社が稼働した。残る2社は7月以降の稼働を目指して準備を進める。これにより、同社が運営する物流センター数は、3月末時点から7センター増え、94センターとなった。

中間期までは増収減益ペースで進むが、通期は売上高1010億円(6.1%増)、営業利益88億円(8.5%増)、経常利益は90億円(8.1%増)、純利益は50億円(5.8%増)と増収増益を見込む。